経済・企業・投資

【読書メモ・投資】アメリカ株が暴落したら、リスク回避のために即行動すべし

ダウ平均は、日本の日経225と似たようなもの(※)だが、マイクロソフト、アップル、マクドナルド、コカコーラなど誰もが知る世界的な巨大企業30社で構成される指数である。
ダウ平均は、アメリカの経済や政治動向を如実に反映している。

雇用統計、国内総生産、アメリカISM製造業景況感指数、FOMCの金利政策などの指標が定期的に発表される。そのたびに、数値が良ければダウ平均が上がるし、市場がマイナスに判断すれば、ダウ平均は下がる。

引用 – 株の鬼100則 

ダウに採用される企業はどれも超巨大企業で、アメリカだけでなく世界中にマーケットを持っている。したがって、ダウの下げは世界中の株価を押し下げるインパクトを持つ

ダウが大幅に下げる状況では、米国企業全体として下がる。アメリカは世界の中心に立つ経済大国であるし、基軸通貨であるドルを発行している国でもあるから、アメリカ経済の影響はとても大きい。

そして、アメリカの景気動向が日本の企業活動、ひいては日本人の仕事や賃金に影響がある。

引用 – 株の鬼100則 

特に、アメリカ市場が終わってから日本市場が始まるまでの時間は短い。そのため、アメリカが暴落した場合、じっくり考える時間がなく、寄りからドカンと落ちることがよくある。

NY市場の取引は日本時間の朝6時頃終わる。

9時から始まる東京市場には前日の動きが大きく影響する。そのため、ダウ平均株価が大きく振れた時は、株式投資では緻密な判断が迫られる。

大きく下げた、大きく上げた、というような時は、これに東京市場が影響されて動き、つれて、アジアやヨーロッパ市場も動く。

リスク回避のためにも、機敏な行動が求められるのだ。

引用 – 株の鬼100則 

リスク回避のために素早く行動する必要がある一方で、狼狽売りは避けなければならない。そのためには、しっかりと売りラインを設定しておくことが大切だろうと思う。

一時的な暴落の可能性もあるので、売りラインよりも高い価格で狼狽売りを行うと利益が少なくなってしまう可能性がある。「ここまで落ちたら売り抜けるor損切りする」という売りラインを平常時に設定しておくことで、狼狽を避けることができる。

売りラインを下回ったら機械的に売ってしまう。これで狼狽売りを避けつつ冷静な処理を行えるはずだ。

また、米国が下げた後は、底値を確認するまで新規買いは控えるのが賢明だ。売りラインの到達する前の銘柄でも、十分な利益が出ていたら売ってしまい、ポジションを軽くしておくのもいいだろう。

脚注

(※)なお「ダウ平均は、日本の日経225と似たようなもの」とあるが、どちらかと言えばダウ平均はcore30に近い指数だと思う。日経225はS&P500のほうが近い。マイナーだがcore30のインデックスファンドもある。