マスクの品薄が解消される気配はまだありません。本来なら一回ごとに使い捨てるマスクを洗っている方、在庫が少なくなってきたので洗って使うことを検討している方は多いと思います。
布マスクを使用している方もいるでしょう。市販の布マスクや手作りの布マスクを着用している方もよく見かけます。政府から布マスクを配布されることもあり、布マスク着用者は増えていくのだろうと思います。
こういったマスク洗って使う場合に気になるのはその洗い方でしょう。詳しくはすでにわかりやすい解説がネット上にたくさん転がっているのでそちらを御覧ください。例えばこちらなど。
目次
洗剤は「キュキュット クリア泡スプレー」がオススメ
洗剤については中性洗剤を使うのが良いと思います。マスクは顔につけるものなので、安全性の高さに定評がある中性洗剤が無難でしょう。
その中で特に私がおすすめしたいのは花王の「キュキュット クリア泡スプレー」です。
泡で出てくるのが特徴です。そのため、高濃度の洗剤泡でマスク全体を覆う事ができます。水で薄めたものよりも高火力でウィルスを減らせると思います。短い時間でも十分な洗浄作用が期待できそうです。
実際に使っている感想としては、汚れは良く落ちます。液を溶かして洗うよりもきれいなっていると思います。
キュキュット クリア泡スプレーを使った洗い方
洗い方を説明します。
まずはマスクをぬるま湯で濡らす
まずはマスクを濡らします。乾いたままだと泡が潰れてしまい、泡をマスク全体に広げるためにたくさんスプレーするハメになります。
冷たい水よりもぬるま湯のほうが良いでしょう。台所用洗剤に限らず、除菌とかウィルス除去といった効果は温かいほど効果が上がるのが一般的です。
マスクの表と裏に2~3回くらいスプレーする
マスクの大きさや素材にもよりますが、裏と表に2回か3回もスプレーすれば十分な量の泡が得られます。
マスク全体に泡を伸ばす
手を使って泡をマスク全体に伸ばします。手のひらで押してあげる感じです。
軽く押したり、手で滑らせたりする(1分くらい)
泡を使ってマスクを洗いましょう。ゴシゴシするとマスクが痛み、寿命が大きく縮まってしまうので優しく洗います。泡洗顔と同じ要領で泡を動かすようにやさしく手を滑らせたり、手で泡を押したりして洗います。
ウィルスを殺すために1分くらいはたくさんの泡でマスクを包んであげましょう。
お湯を貯めてジャブジャブする
そのままお湯で泡を流してしまっても良いですが、貯めたお湯でジャブジャブするとより効果的。お湯に新たな洗剤を溶かす必要はなく、マスクに付いている洗剤の成分で十分だと思います。30秒くらいジャブジャブしたり押し洗いをしましょう
洗剤が溶けたお湯で洗うことで、ダメ押しの洗浄を行えます。また、この工程を踏むことで口紅汚れなどをきれいに落とすことができます。
水かぬるま湯で流す
洗剤を落とすために流水で洗います。この段階では水でもいいと思います。
きれいなタオルで水分を取る
マスクを絞ると傷んでしまうので、清潔なタオルで挟んでやり、水分を抜きましょう
乾かす
マスクを吊るして乾かします。
「JOY」の泡スプレーはアルカリ性なので注意
「キュキュット クリア泡スプレー」をスーパーやドラッグストアに買いに行くと、近くの棚にP&Gの「ジョイ ミラクルクリーン 泡スプレー」という似たような商品があると思います。
こちらは中性ではなくアルカリ性の台所用洗剤です。マスクに使うなら中性の「キュキュット クリア泡スプレー」をチョイスするほうが無難だと思います。
とはいえ、口に触れる食器を洗う洗剤なので、そんなに危険に作られてはいないはず。常に肌に触れる洋服用の洗濯洗剤にもアルカリ性のものはありますし、私は対して問題にならないのではないかと思っています。。
どちらかで迷うのであれば、無難に中性の「キュキュット クリア泡スプレー」をチョイスするとよいかと思いますが
- 「俺は花王が大嫌いだ!」
- 「私はP&Gの熱狂的なファンである」
- 「JOYのほうだけが特売でとても安くなっていた!」
などの事情があればJOYを選んでもよいと思います。