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寝違えた時にどうするか。寝違いの原因と対処法

私、寝違えました。

ということで、どうやったら早く治るのかについて調べたのでもメモを残しておく。

寝違えって何?

「寝違え」とは、首周りの筋肉などが炎症を起こしたり、肉離れになっていたりする現象のことであるらしい。これによって首を動かす範囲が限定されたり、首を動かすと痛いといった症状が発生する。

寝違えの原因

人間の頭には、「この位置にあるべき」という適正な位置が存在する。

適正位置から長時間頭の位置がずれていると、首の筋肉の血の流れが悪くなり、筋肉が凝り固まってしまう。そのような状態でいきなり筋肉を動かしたりすると筋肉が肉離れになってしまったり炎症を起こしてしまったりするのだ。

寝違えたらどうする

朝起きて寝違えていたら、痛くない状態からなるべく来るように動かさないことが大切だ。ストレッチをしようと思って首を動かしたり、手で揉んだりしてはいけない。とにかく安静が重要。下手に動かすと悪化する。

ストレッチやマッサージが有効な場合もあるが、素人判断では危険だ。病院を受信しないのならやめておいたほうが良いだろう。

湿布の効果

痛みのある箇所に湿布を貼れば、炎症を抑えてくれるため痛みが和らぐため有効だ。ただし後述するように温湿布は控えよう。

冷やすことについて

アイシングをすると痛みを一時的に鎮めることが出来るが、筋肉の血行が悪くなるため回復速度が遅くなる。痛めた直後に冷やす程度に留めよう。

温めることについて

痛めた直後は温めるのもやめておいたほうが良い。痛めている部分は熱を持っているが、そこを温めてしまうと炎症が悪化してしまう恐れがある。温湿布はやめたほうが良い。お風呂に入るよりもシャワーのほうが良いだろう。どうしてもお風呂に入りたいならせめて長風呂は控えよう。

姿勢を良くする

姿勢が悪いと首周りにも負担がかかる。ぎっくり腰になったことがあるなどでコルセットを持っているなら、コルセットを腰に装備しておくと首の負担も減って楽になるかもしれない。

治るまでの期間は?

基本的には1週間程度で治る。捻挫をしている場合など、やや重症なら2週間程度かかる。

とにかく痛みが出る場所に負担をかけないようにすること。いかにこれを守れるかで回復速度が変わる。

寝違えを予防するための方法

枕にこだわる

寝ている時の首の姿勢を決めるのは枕だ。枕が高すぎないか、あるいは低すぎないか等をチェックする。そして自分にあっている枕を購入したり、ポジションを変えたりすれば寝違えのリスクは大きく下がるだろう。

マットレスにこだわる

自分に合わないマットレスを使用していると寝違えやすくなる。

柔らかすぎるマットレスを使用している場合、寝返りが打ちにくく、寝ている時の姿勢が固定されがちだ。やわらかいベッドの上では歩きにくいが、寝ているも同様で身動きを取りにくくなる。

先に説明したとおり、適正な位置から首がずれた状態を長く保ちすぎると寝違えになる。寝返りを打てないと寝ている時の姿勢があまり変わらず、筋肉が凝りやすくなる。その結果、寝違えの原因になるし、他にも腰痛の原因ともなる。

寝ている時に姿勢を変えたいのにマットレスが柔らかすぎて姿勢を変えられない(寝返りを打てない)ということはありがちなので注意しよう。

室温にこだわる

室温が低いと血行が悪くなる。これは寝違えのリスクを増大させる。

冬に寒いのを我慢して暖房を入れなかったり、夏にクーラーで冷やしすぎたりすると寝違えやすくなる。

パジャマにこだわる

寝る時の服装によって動きやすさは大きく異なる。ちゃんとしたパジャマを着用することで動きやすくなり、寝返りを打ちやすくなる。

締め付けが強い服装もやめたほうが良い。締め付けられると血行が悪くなるので寝返りのリスクは増大する。女性の方ならブラジャーにも気を使ったほうが良さそうだ。寝る時用のブラ(ナイトブラ)というものも存在するので活用しよう。

パーカーなどのフード付きの服も着ないほうが良いだろう。首周りの自由度を下げるし、フードのポジションによっては直接首にダメージを与えてしまう恐れがある。

水分補給をしっかりする

水分が足りないと血行が悪くなり、寝違えのリスクを増加させる。

「入浴後そのまま寝る」みたいな人は水分が足りなくなりがちなので忘れずに水分補給をしよう。

お酒を控える

お酒を飲むとアルコールの作用により、尿や汗として水分が出ていきやすくなる。その結果水分不足になりがち。

酔っ払った状態で布団に入ることは避けるようにしよう。飲酒後に寝る場合は水分をたっぷり補給しておこう。

長引くのなら病院へ行こう

大体一週間で寝違えは治る。ひどい場合でも2週間。

これ以上長引く場合は病院へ行こう。ただの寝違えではないかもしれない。

また「めまいがする」「手足がしびれる」等がある場合も病院へ行こう。

参考にした情報源