コロナ禍もテレワーク無理 接客、建設、タクシー・・・(ヤフーニュース)
新型コロナウィルスの影響でテレワークの導入が進んでいるが、なかなかうまく運用できていないところが多いようだ。
上に紹介したニュースによると、テレワークをしている正社員の割合が約13%にとどまっているとのこと。やはり準備期間もなく「ウィルスがヤバいからテレワークしてね!」といきなり言われても対応するのは難しいのだろう。また、業種によってはどうしようもない場合もあるだろう。とはいえ、13%というのは、まだまだ上昇余地があるように思える。
“武器レベル”が足りない
ゲーム例えれば”武器レベルが”足りない状態だろうか。いくら強力な武器が手に入っても、武器レベルが足りないために装備できなかったり、まともに活用できない。テレワークもそんな感じかなと思う。とにかく経験が足りない。
テレワーク活用法を模索する
これは仕方のないことだと思う。ここで懸念されるのは「やっぱテレワークって糞だわ」とかいって、これ以降一切テレワークに手を触れなくなること。テレワーク自体はうまく活用すれば生産性を大きく向上させることができるはずなので、完全にあきらめてしまうのはもったいない。
実際に使用した方は「ここが不便」と思うところはどんどん発信していくとよいだろう。そうすれば誰かがいい解決策を考えてくれるはずだ。もちろん自分でも考える。
テレワークの不便なところを解決すればいい商機となるので、テレワーク関連企業も必死に改善に努めるはずだ。「ここが不便」「こうしたら解決できるんじゃない?」といいった報告やアイデアは自分の中にため込まなず発信するべき。事業者の目に入れてやることが大事(ただし、不便すぎによるイライラをぶつけるのはダメ)。
ここでテレワークの不便な面を吐き出しておき、洗練された技術としておけば今後も役に立つ。人生百年、このような事態は生きているうちにまた起こるだろうから、その時のためにもテレワーク技術を磨いておきたい。ここでテレワークを不便なまま放置させておくのは未来の自分たちを苦しめる。
テレワークを使用する側は”武器レベル”を磨き上げておき、テレワーク技術を提供する事業者側はテレワークを使用する際の”必要武器レベル”を下げる努力をする。「必要武器レベルを下げる」というのは、いままでAランク武器だったテレワークを、例えばCランク武器にするという事。これは能力を下げるという事ではなく、使用しやすくするという意味。
かつては一部に専門家しか使用できなかったコンピュータも、今や誰でも使用できるレベルまで”必要武器レベル”が下がった。テレワーク技術もまだ黎明期といったところなので、どんどん使いやすくできる部分があるはず。
テレワークを極めていく
使いやすくするにはスピード感が大切で、あまりに遅いとユーザにがっかりされてしまう。そうなると普及が遅れる。AIもかつて何度かブームが起こったが、なかなか実用レベルにならずがっかりされ、その影響で進化スピードが遅れたところがある。
テレワーク技術の開発に力を入れるべきは今だろうと思う。開発がスピーディに進んでいけば投資家マネーも流れ込んでくるはず。頑張って!
ユーザ側もどうやったらうまく運用できるか考える、社内のルール整備なども考える、「うちはうまくいっているな!」と思ったら成功事例として公表する、といった事をするとよいと思う。「成功事例として公表」は注目を浴びるチャンスかもしれない!
私のアイデアをひとつ
一つ私からアイデアを出すと、全業務ではなく、一部分をテレワークや在宅勤務にすることでも効果はあると思う。そのために業務を会社でしかできないことと、家でもできることを仕分けしてみるというのはどうだろうか。そうすることで時差出勤をできたり、オフィスの人口密度を抑えられるはず。新しい可能性が見えてくるかもしれない。